憧れ、尊敬できる人間を作る
トレーニングを継続させるコツも残り後2つになってきました。
今回は自身がトレーニングを意欲的に続けていくにあたって、憧れ、尊敬できる人間を作る事で、ある種一つの目標、指標ができ、それによって諦めずにトレーニングを続けていけるというお話です。
若干今回は私のヒストリーみたいになりますが、覚えている範囲で私とその憧れの対象のお話をしてみたいと思います。
私自身小学生の時に見たK-1に出ていたピーターアーツ選手に憧れ、強さを求め、気づいたら格闘技界にどっぷりハマっていました。
私の記憶が正しければ最初は友人の持っていたK-1のトレーディングカードを目にしたのが始まりです。
私は友人の家にあった筋肉質な外国人の写ったカードを手にして彼に聞きました。
『これ何?!』
友人は『K-1の選手のカードやで!!』と答えました。
『K-1…?!』
これが私のK-1、そしてピーターアーツ選手との出会いです。
当時K-1は既にゴールデンタイムでフジテレビで放映されていて、カードを発見した数か月後新聞にあるK-1という番組を見逃しませんでした。
初めて観るK-1.一体どんなもんなんだろうか。。期待の胸を膨らませていました。
ピーターは当時でもう既にk-1のスター選手で第一試合で観ることができました。
言葉でなかなか言い表しにくいですが、身体に電流がはしったような、物凄い衝撃を受けました。
『なんてCoolなんだ。。』
そこから私のK-1、格闘技への憧れはスタートします。
TVでの観戦はもちろんの事、当時プレイステーションで発売されていたK-1のゲームを毎日やり、選手、技の研究に没頭していました。
最初私にとってのピーターアーツはテレビの中の映像よりは、ゲームのやり過ぎで、こんな感じでした。。
この序章から今に至るまでにいろんなストーリーがありますが、それは長くなるのでまた今度にしましょう。
今回要するに何が伝えたいかというと、自身が憧れる対象というのはたいてい自分と比べ、雲の上にいるような存在な事がほとんどでしょう。
しかし、そこでただ『凄いなぁ』で憧れだけで終わるのか、それらに刺激を受けて自身も努力をしてみせるのかで、その後の人生において大きな違いがでてきますよ。という事です。
以前ブログでお話しましたが、そのような凄いといわれる存在も私達と同じ人間ですし、作りはほぼ一緒です。
何に差があるのかと言えば”気持ちの強さ”ぐらいでしょう。
だからこそ、私達も努力を少しづつ継続して行えば自分が思い描く、もしくは思い描いた以上の景色を自身の人生で経験、体験できるのです。
あくまで私の例というかパターンですが、私は自身が11歳の時に見ていたこの景色が
20年後、これに変わりました。
頑張って、努力した結果何が得られるかは人それぞれですが、ただ憧れて指くわえて見ているよりは、自分で一所懸命動いたほうが、人生は必ず好転します。
うろ覚えですが、マイクタイソンと名トレーナーのカスダマトのお話で、マイクタイソンが
『俺ボクシングで有名になったらスタローン(ロッキーの)に会えるかなぁ』
と尋ねたのに対し、カスダマトは
『ちゃうやろ。お前が有名になったら、スタローンが向こうからお前に会いに来るねん。』
と答えたというお話が好きで覚えています。
最後無理矢理まとめますが、皆さんも結果はどうなるにせよ、自分よりレベルの高い憧れられる、目標になる人物を作るというのは、自身が何かを継続していくにあたって、強く大きな支えとなってくれることだと思います。
皆さんの人生がより素敵で豊かになりますように。
押忍!!